はじめての海外添乗

はじめての海外添乗 中国!!

先日BSプレミアムにて「中国王朝 英雄たちの伝説」の番組が3回にわたり放映されていました。

 

昨年10月20日(土)~24日(水)に実施したある団体の4泊5日中国旅行添乗に行ってまいりました。

 

遅ればせながらご報告させていただきます。

 

参加者 44名(男性15名、女性26名、添乗員3名)

 

訪問都市は北京・西安の2大都市、いわば中国のゴールデンルートです。

 

世界遺産の万里の長城と兵馬俑を参加者の方に是非見てほしいという幹事様の希望がありこの旅が実現致しました。

 

私にとっても17年ぶりの中国。どれくらい変貌を遂げているかという期待と、初めての海外添乗で不安と緊張が入り混

 

じった中国訪問になりました。

 

 

≪行程≫

 

 

   都市  スケジュール  宿泊地
 1日目  日本(羽田)  ⇒  中国(北京)    北京
 2日目  北京  ⇒  西安  西安市内観光  西安
 3日目  西安  ⇒  北京  西安郊外観光(兵馬俑など)  北京
 4日目    北京郊外観光(万里の長城・明の十三陵など)  北京
 5日目  中国(北京)  ⇒  日本(羽田)  北京市内観光(天安門広場・故宮など)  

 

 

 

≪移動≫

 

日本と中国の往復はJAL(日本航空)を利用。

 

北京と西安の往復は航空機利用。各都市の移動・観光には大型バスを1台チャーター致しました。

 

 

≪北京空港≫

 

北京空港到着でまず驚いたのは指紋認証システムです!(指紋認証はアメリカでは主流になりつつある。)

 

日本ではまだ浸透していない機械の為、スムーズにできる方もいらっしゃいましたが、殆どの方が何度もやり直して

 

いました(^_^;)

 

 

やっと終わっても長い歩きと専用シャトルでの移動が続き・・・いつになったら空港から出られるのかと思う程巨大な空港

 

でした。

 

プチ情報!!

日本でも生体認証システム(自動化ゲート)は大きな空港では始まってます。顔認証も試験的に羽田で導入。

 

事前登録すれば出国審査で並ばずに済みます(パスポートにスタンプを押してほしい方は並んでください)

(中部国際空港セントレアでは顔認証がスタートしました)

 

 

また、中国国内線のセキリュティチェックは非常に厳しいものでした。

 

これはウイグル自治区の問題など政情不安も原因との事ですが、ライターは勿論、化粧品等の液体も機内持込でき

 

ませんでした。

 

チェックイン時にコンタクト洗浄液を没収されたお客様を目の当たりにし、かなりの徹底ぶりに恐ろしくなりました。

 

 

 

 

≪トイレ事情≫

 

中国のトイレは専ら汚いと言うイメージ(以前私が訪れた時)で、隣と仕切りが無く用を足すにも勇気が必要な状況でし

 

たが、今は国がトイレの改善に力を入れている為空港、ホテルは勿論、地方都市の観光地やレストランでもある程度綺

 

麗なのには驚きました。

 

 

 

 

≪交通≫

 

街中の車の多さ、人の多さは相変わらずで渋滞も慢性的です。

 

現地ガイド談:現在中国のタクシーには流しは無くすべてネット予約(スマホ等)、ネット決済でキャッシュレスが日本より

 

かなり進んでいます。進化し続ける中国に現在無い物はありません。無いのは自由ぐらいでしょうか・・・

 

 

 

 

≪西安≫

 

私は西安を訪れるのが初めてで、訪れる前はシルクロードの出発点で歴史ある落ち着いた街を想像していました。

 

行ってみると・・・とんでもない!!少しは昔の面影を残すものの、高層ビルが乱立し北京と変わらない大都市でした。

 

 

 

≪大雁塔≫

 

西遊記で有名な玄奘・三蔵法師がインドから持ち帰った経典や仏像を保存する為に建てられた高さ64mの塔です。

 

       

 

 

≪西安宿泊ホテル≫

 

街のシンボルである城壁ライトアップを是非ご覧いただきたく、城壁ビューのお部屋を手配致しました。

 

お客様も大変喜んでいました。

 

 

 

       

 

≪西安城壁≫

 

翌日、周囲14km高さ12m世界最大の城壁の一部を歩きました。幅の広さに驚きです!

 

       

 

≪兵馬俑博物館≫

 

最大の一号坑は東西230m、南北62mと巨大で歩兵6千体と戦車の軍隊が圧巻です。

 

西方にある秦の皇帝陵を守る為、すべて東を向いてます。

 

       

 

 

≪万里の長城≫

 

万里の長城では今回の旅行のメインイベント、記念植樹を行いました。

 

滅多にできない貴重な体験と終了後の観光客が少ない長城での登城と、世界遺産を思う存分満喫できました

 

植樹風景イメージ

 

 ※HPからお借りしました

 

 

 

≪天安門広場≫

 

最終日に北京の象徴、中国の象徴『天安門広場』

 

 ※HPからお借りしました。

 

 

 

今回の添乗で中国の急速な発展ぶりを実感致しました。

 

行程は中々ハードであった為後半はお疲れの様でしたが、中国が誇る世界遺産と西安の餃子宴や北京ダック等の

 

美味しい食事も頂き、参加されたお客様にもご満足頂けたと思っております。

 

何より自分自身の自信に繋がるはじめての海外添乗になりました。

 

                                                  平野 浩邦